ゴー宣DOJO

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笹幸恵
2019.10.3 14:10ゴー宣道場

道場の応募締切は10月9日!

10月20日に開催されるゴー宣道場、
ゲストにケネス・ルオフ氏をお招きして、
「天皇論『日米激突』」と題して開催されます!

ルオフ氏がゲストで来られることが決まってから、
彼の最新刊『天皇と日本人』を読みました。
ハーバード大学での講義を収録したものです。
のっけから度肝を抜かれました。
「いまでも日本人は皇室を特別なもの、
世界に無比な存在と考えがちである」けども、
それは的確ではない、というのです。

うへー、どういうこと!?と思いました。
私は皇室を特別なものと思っているから。
けれど読み進めていくうちに、
ご自身のいう「アウトサイダー研究者」
ならではの視点が非常に新鮮に感じました。
たとえばほかの国の象徴君主制とは大きく異なる点として、
自衛隊とのかかわりを挙げていること。
それによって日本の戦後の民主主義の特異性が
浮き彫りになっていくのが面白い。
なるほどなあ、こういう視点もあったのか。
大きな気づきとなりました。

また、平成における天皇皇后両陛下の果たした役割を
丁寧に辿り、それに対して客観的に分析されています。
その視点で上皇后陛下を高く評価しているのも
注目すべき点でしょう。
また後継者問題についても言及されているのだけど、
それはゴー宣道場がこれまで議論してきたことと
問題意識がほぼ共通しています。

いやはや、こんなすごい人がいたなんて。
ルオフ氏との議論、ぜひともナマで目撃して!
応募の締め切りは10月9日(火)。

お申込みはコチラから↓
https://www.gosen-dojo.com/application/

笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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