10月20日に開催されるゴー宣道場、
ゲストにケネス・ルオフ氏をお招きして、
「天皇論『日米激突』」と題して開催されます!
ルオフ氏がゲストで来られることが決まってから、
彼の最新刊『天皇と日本人』を読みました。
ハーバード大学での講義を収録したものです。
のっけから度肝を抜かれました。
「いまでも日本人は皇室を特別なもの、
世界に無比な存在と考えがちである」けども、
それは的確ではない、というのです。
うへー、どういうこと!?と思いました。
私は皇室を特別なものと思っているから。
けれど読み進めていくうちに、
ご自身のいう「アウトサイダー研究者」
ならではの視点が非常に新鮮に感じました。
たとえばほかの国の象徴君主制とは大きく異なる点として、
自衛隊とのかかわりを挙げていること。
それによって日本の戦後の民主主義の特異性が
浮き彫りになっていくのが面白い。
なるほどなあ、こういう視点もあったのか。
大きな気づきとなりました。
また、平成における天皇皇后両陛下の果たした役割を
丁寧に辿り、それに対して客観的に分析されています。
その視点で上皇后陛下を高く評価しているのも
注目すべき点でしょう。
また後継者問題についても言及されているのだけど、
それはゴー宣道場がこれまで議論してきたことと
問題意識がほぼ共通しています。
いやはや、こんなすごい人がいたなんて。
ルオフ氏との議論、ぜひともナマで目撃して!
応募の締め切りは10月9日(火)。
お申込みはコチラから↓
https://www.gosen-dojo.com/application/
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